よくある相談

職場や親族等に相手のことや対応を求める際の問題点とは?

相手のことで親族や知人に話をする際の注意点は?

 離婚や男女トラブルが起きたときに限りませんが,周りの方に相手のことを告げ口する・SNSに投稿する・職場に連絡をすることや乗り込むということで話を有利に進めたいと思うことがあるかもしれません。ただ,それ自体が違法行為になる可能性もある上に,いたずらに問題を大きくしかねないという問題点があります。

 仲裁に入ってもらうために親しい親族などに間に入ってもらうことはあるかもしれません。状況によっては早く問題解決に至ることもありえます。ただし,一方的に相手を責めるだけでは相手の反発を招く可能性もありうるところです。また,離婚問題のトラブルの場合には,愚痴を言いたいということはあるかもしれません。ただし,そのこと自体が法的問題ではありませんが,自らに対するマイナスイメージを伝えるという面もあります。
 また,仮に事実であったとしても,具体的な事実(相手にマイナスの印象を与える内容である場合)を記載してしまうと,名誉毀損行為に該当する可能性も出てきます。これは程度にはよりますが,民事の賠償などの問題のほかに,刑事事件になる可能性も出てきます。仮に,一定時間が経過すると内容が消えるところへの投稿であっても,証拠を取られてしまうと,同じ問題が出てきます。そこにアクセスするために不正アクセス行為があれば問題にはなりますが,必ずしもそうしたことがなくとも証拠を取られてしまう可能性があります。同じように,職場に出向いたとしても,職場側が私生活上の行為を基に対応することはそうは考えられませんので,意味があるのかどうかという話もあります。また,同じように,相手の信用を下げるという話をした場合には,同じような問題が出てきます。広く知人や友人に話を触れ回る行為についても同様です。

 ちなみに,民事上の賠償請求の問題は具体的な事実を告げない場合であっても,証拠等が存在すれば問題になることもありえます。相手の経済的信用に問題があるという話をする行為についても同様の問題が出てきます。

 いずれにしても,周りに触れ回る行為やSNSに相手のことを触れ込む行為は,状況等にもよりますが,基本はあまりお勧めできません。

職場や周りに自らのことを言われた場合の対応は?

 ご自身が逆に相手から,職場や周りの方などに触れ回られることもありえます。その場合の問題も上で述べた話を同じことが言えます。問題になる可能性のある点はすでに述べたところですが,実際の裏付けがない場合には,言った言わないの話になる可能性があります。たとえば,SNSの投稿などでスクリーンショット等で保存してあれば,証拠はあることになります。また,文書で回りに郵送をしている場合には,差出人などの記載がない場合には誰が行ったのだろうかという問題が出ることもありえます。この場合には,他の状況等によってきますが,状況だけでは話ができない可能性があります。

 
 職場にやってくるという場合には,職場への迷惑行為にはなります。ただ,そこでの発言などによっては既に述べた問題になることがあります。この場合を含め,相手への警告やひどい場合には警察への相談などを考える必要も出てきます。この辺は内容や状況等も踏まえて,どうすればいいのかを弁護士などに相談して対応を決めていくということはありうるところです。
 
 

メールフォームもしくはお電話で、お問い合わせ・相談日時の予約をお願いします

早くから弁護士のサポートを得ることで、解決できることがたくさんあります。後悔しないためにも、1人で悩まず、お気軽にご相談下さい。誠実に対応させていただきます。