よくある相談

面会交流の日程調整をスムーズにするにはどうするとよいでしょうか?

あらかじめ実施曜日や時間など決めておく方法

 面会交流については、特にお子様が小さい場合には成長に伴い、実施の仕方も変わってくるため、離婚調停などの条項でも、月に行う頻度について定める程度にして、あとは子の利益を最優先としながら「別途協議する」といったゆるやかな内容にしているケースが多く見られます。

 しかし、実際に(元)夫婦でやり取りをして調整するようになると、面会交流以外のことも含めて連絡があるので負担になる、なるべく最低限のやり取りだけにしたいという話を割と聞きます。

 このように、面会交流の実施日時を具体的に都度決めるようになると案外やり取りを精神的な負担に感じるため、こういった負担を避けるにはどのようにしたらいいのでしょうか。

 一つの方法としては、あらかじめ「第〇日曜日の午前10時から5時まで、○○で受け渡しをし、終了時も○○で行う」などと定めておくというものです。面会交流の審判では比較的よく見られる内容で、基本的な枠を決めておくことで、たとえばお子様の病気や学校行事などで変更が必要になったときのみ調整をして変更すればよくなります。余り頻繁に変更が必要になるのであれば決めた意味がなくなってしまうので、事情変更があったとして再度審判をした方がよいということもあるでしょうが、それまで調整に時間がかかっていたケースでも案外上記のような審判が出たあとは基本的には条項通り実施できていることも多いようです。

面会交流アプリや第三者機関を利用して行う方法

もう一つの方法としては、できるだけやり取りが少なくて済むようなアプリなどを使うというものです。

どうしてもショートメールやLINEの場合には面会交流以外の内容も送ってしまう(逆に送られる)ケースが多く、こういった面会交流以外のやり取りに対して精神的に疲れてしまうという話も良く聞きますので、そうであれば日にちや時間の調整に特化したものを利用する、というものです。

比較的使われているものとしては、飲み会や打ち合わせの調整につかわれる、「調整さん」がありますが、最近では面会交流のやり取りに特化したアプリもあるようですので、こういったものを使ってみるのも良いでしょう。

また、調整を直接やるのに負担がある、面会交流が当面実施されていなくて久々にしたときの子供と、普段みていない親との交流がどのようになるか不安といった場合には、有料にはなりますがエフピックなどの第三者機関を利用して行うことも考えられます。この場合は連絡調整型の支援になりますが、どのような支援が適切か、面談等を踏まえて決めるというのが一般的になります。

いずれの場合でも、お子様が成年になるまでの長期にわたってのものになりますので、ある程度お子様が成長して直接親とやり取りできるまでは調整をする必要が出て来ます。そのため、できるだけ双方にとって負担が少ない方法で調整できるのがスムーズな実施につながってよいのではと思います。

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