よくある相談

不貞行為(不倫)をしたということで,妻あるいは相手方の夫から,慰謝料支払の請求をされましたが,適正なのでしょうか?

 突然不貞行為(不倫)の慰謝料請求が来た場合には,実際にいくらが適正なのかという疑問を持たれる方が多いかもしれません。事実,不貞行為(不倫)をしていたのであれば,支払い義務が生じるのが原則ですから(例外の場合は別途触れます),あとはいくらなのかは大きな関心事です。

 

 感情面も入るところですから,請求金額ベースでは,実際裁判などになった場合の判決で決まる金額等よりも高額なことが多い傾向にあるように思われます。実際のケースによって異なることはありえますが,あくまでも,相手方からの請求額は相手の言い値金額であることには注意が必要でしょう。

 不貞行為(不倫)の慰謝料請求に関しては,他の条件面を含め話し合いでの解決を目指すことが多い傾向にあるように思われます。話し合いをする意思がない(不貞行為・不倫の有無などを争っている場合)には裁判での解決になる可能性もあります。ただし,裁判の場でも話し合い解決(和解による解決)を進められる傾向にはあります。

 事情によっては裁判になったからといって当然に慰謝料金額が上がるわけではないという面・早めに解決したいというご希望もあり,話し合いでの早期解決を目指す傾向は多いといえるでしょう。また,条件面によっては話し合い解決の方が柔軟に解決をできる場合もあります。

 

 まずは,事実面として不貞行為(不倫)はあったといえるのか・例外的に不貞行為(不倫)についての法的な請求を負わない場合なのかの整理は必要です。また,支払い義務を負いそうな場合は,どの程度のお金をどのような形で支払うのかを整理しておく必要もあります。

 ご自身の希望としてどのような解決であればいいのかという点と相手方への対応方針は決めておかないと話し合いが困難する可能性もあります。どうすればいいのかわからない・相手方との話し合いを直接するのが気持ちの面も含めて難しいとお考えであれば,弁護士への相談なども一つの方法でしょう。

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